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キラキラ

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イベント:12月23日(月・祝)「アサフ音楽院クリスマスコンサート」

2013年アサフ音楽院クリスマスコンサート

12月23日(月・祝) 「アサフ音楽院クリスマスコンサート」
日時 2013年12月23日(月・祝日)開場 11:50 開演 12:20
会場 フィリアホール(青葉台東急スクエアSouth1本館5F 東急田園都市線青葉台駅すぐ)

プログラム

時間 内容
12:20 第1部 ピアノ演奏(幼児科)3才~6才  キラキラ星変奏曲 メリーさんの羊 メヌエット ソナチネ 他
12:50 第2部 川崎紫明音符ビッツ教室生徒による音符ビッツで楽しく(一般参加)
~音とリズムと絵によるコラボレーション

音符ビッツパレード/ファンタジー/どうぶつリズムビッツのうた/和音をつくろう/ポンポンビッツ・連続1分間チャレンジ/サンタさん登場/

13:30 第3部 生徒によるピアノ演奏 ハープ演奏 キャンドルサービス

アサフ音楽院では下記の通り慣例のクリスマスコンサートを催します。

生徒によるピアノ、ハープの独奏の他にオリジナル教材0才から始められるソルフェージュメソッド 音符ビッツによる「音符ビッツで楽しく」のコーナーがあります。ぜひご家族おそろいでお友達ともご一緒にご参加ください。

500円程度の交換プレゼントをご持参ください。

2013年クリスマスコンサート風景

2013年クリスマスコンサート風景

子育て情報サイト「リトルママ」で音符ビッツ教室が紹介されました!

子育てママの育児ライフを応援する情報サイト「リトルママ」で、アサフ音楽院の音符ビッツ教室が紹介されました。

『楽しみながら、豊かな能力を花開かせよう♪』

リトルママ:http://tokyo.l-ma.jp/tokyo/

リトルママ

"音符ビッツとは、脳科学理論に基づいて考案された音楽による脳開発カード教材。といっても難しい訓練ではなく、楽しく遊びながら生活の中に音楽を取り入れ、絶対音感、譜読み力、集中力を養っていく「0才から始められるソルフェージュメソッド」です。

この日はベビークラスにおじゃましました。リズム遊び、手遊び歌、フラッシュカード。大きな五線譜に大きな音符の玉をペタリ。音、リズム、絵によるコラボが次々に展開しています。
驚いたのは1〜2才とは思えない子どもたちの集中力!リズムに合わせて拍手や足踏みをし、最後までぐずることなく、目をキラキラさせてレッスンを楽しんでいました。

音楽の本場ドイツへ留学した際、そのレベルの高さに驚いたという川崎先生。日本でも同じ様に音楽の豊かな土壌を育みたいとの思いでスズキメソッドとグレン・ドーマン博士に学び、ピアノ指導の傍ら長年にわたり大脳生理学の研究を重ねてきました。
自らの子育てでその成果を実証!現在アサフ音楽院の講師でもある2人の娘さんは、演奏家としても活躍中です。

「お母さんも一緒に心豊かな時間を過ごしてくださいね」との言葉通り、教室はママたちにとっても癒しの空間♪。ミニコンサートやパーティなどの楽しい企画や、3才からのピアノクラスもあります。
音楽の奥深い力、一度体験してみませんか。"

川崎紫明 音符ビッツ教室

川崎紫明 音符ビッツ教室

  • 活動日:ベビークラス(0〜2才)木・金40分
    幼児クラス(2〜6才)水・木・金・土50分
    他にアドバンスクラス、集中クラス等あり
  • 月謝:ベビークラス6500円/月3回
    幼児クラス7200円/月3回

他詳細はお問合せください。

♪無料体験レッスンお申込はお電話かFAXでどうぞ

電話:045-593-5659

体験レッスン申込書にご記入の上FAX送信ください。

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イスラエルでの講演

イスラエルのルービン音楽院での講演(1981年)

ピアノ研究グループ講師 川崎紫明

二月二十四日、イエス・キリストの聖地であるイスラエルへ、マクヤ・グループの方々百五十名と共に旅立ちました。エジプトのピラミッド、スフィンクスなど当時の歴史を偲びながら、イスラエルの南部農園に入国しました時は、縁したたる野辺に咲く花々、荒地を見事に開拓され、見渡す限りの耕地に生き生きと芽吹く作物を目の前にして、建国イスラエルのエネルギッシュな生命感を覚えたことでした。地中海に面した紺碧にさえわたるエンゲディを前にして、またガリヤラ湖畔の静けさに包まれて、まるで絵巻物を見るような美しさに、夢見る者のようでありました。至る所感動の日日を過ごすことが出来ました。

三月四日には、エルサレムのルービン音楽院に招かれ、スズキ・メソードの講演会をいたしました。ルービン音楽院には、長女香子が留学中で、現在大学部の二年生です。香子のピアノの先生であるタルマ・コーヘン先生が非常にスズキ・メソードに関心を持っておられ、お母さんがイスラエルに来られるのだったら、ぜひ講演会を―との強い要望があり、その運びとなりました。

ルービン音楽院は、コンセルバトワール(小・中・高生)とアカデミア(大学部)に分かれていますが、講演会は先生とアカデミアの学生を対象に行われました。約二百人くらいの方々が集われました。

ルービン・アカデミアでは、毎週水曜日には十二時より二時まで世界各国からの演奏家のコンサートとか公開レッスンが持たれており、非常に多彩な幅広い場が提供されています。そのような授業の一環に加えられましたことは、本当に光栄であり、責任重大な使命を覚えました。鈴木先生の「愛に生きる」「母国語の教育法と能力の法則」を基として、講演の要旨をまとめました。三人の生徒さん方に、スズキ・メソードの曲を練習しておいていただき、実演しながら指導法を公開いたしました。通訳には、日本音楽研究家で、テルアビブ音楽大学とルービン音楽院で教鞭をとっておられ、論文も数多く書いておられる有名なウィリ・エプシュタイン先生にしていただきました。日本語はとてもお上手で、スズキ・メソードもくわしく御存知であられ、「子供たちをスズキ・メソードで育てたかったけれど、先生がいないために年をとってしまった」などおっしゃっておられました。講演の前にホテルで充分内容の打合せを行い、くわしく説明し、よく理解いただけたことは、とてみ感動でした。外国で講演する場合、文法が正しく使われていなければ通訳がやりにくいとのことで、香子からかなり日本文を訂正されていましたが、実際に話し出しますと、口から出てくるままに、原稿もそっちのけで、しゃべってしまい、ずいぶんエプシュタイン先生に助けられることが多かったと思います。先生の御協力を得て、大成功を収めることが出来ました。特に、最初の「キラキラ星変奏曲」は初歩的導入としては、全くすばらしいですね。時間をかけて、何カ月もかかって、ていねいに磨いてゆく過程を説明しました時には皆、本当に感心しておられる様子でした。

本部よりお送りいただきました六歳の子供さんのモーツァルト、ソナタ・K三三一のテープをかけました折には、驚きの声があがり、一瞬会場が静まりかえりました。この子供は天才ではないか?と質問された方がございました。また、私は二女かぐやを育てて参りました経験に基づき、どんな質問にも応じることが出来、また体験談が非常にアピールしたようでございました。よく鈴木先生が十年計画と申されますが、十年を経た今、しみじみと先生のお言葉が身にしみ、その成果のすばらしさに感動を覚えることでございます。

講演が終わりましてからも、なお多くの方々がつめかけて来られ、ナルキス・エステル先生からは、キスぜめにあいました。

世界各国に、どんどん広まりつつありますスズキ・メソードを、イスラエルの地にも伝えることが出来、本当にうれしいことでした。

三月六日には、私のためにタルマ・コーヘン先生が、香子のレッスンをして、見学させて下さいました。ショパンのバラード、モーツァルトのソナタ、フランクのコンチェルト等、レパートリーの曲を次々演奏させ、その成長ぶりを見せて下さいましたが、先生の熱いお心に、感動いたしました。日本におりました当時とは全く異なり、深みのある芸術的な感覚がキラキラと輝くようにほどばしる演奏を聴かせてくれましたが、先生の御指導のすばらしさに感謝は尽きませんでした。

その後、ピアニストのパルダ・ニシュリさんを御訪問いたしました。パルダさんはバッハを弾くことにおいては、世界で五指に数えられるほど有名な方です。香子もバッハを学んでいますが、田中希代子さんと、パリ音楽院の頃、無二の親友であられたそうで、殊のほか私たちの来訪をよろこんで下さいました。高い音楽の世界に身をよせるようにして、高貴な雰囲気をたたえておられました。コンサートの前日であられたにもかかわらず、四時間余りも対話がはずみ、束の間のように思えました。「私たち二つの家族の出会いは、神様の導きであり奇跡に近い事です」と言われ、魂の共鳴を覚えて、ただじっと座っているだけでも、熱い心の交流を感じあえる一時でした。

この文の最後にあたり、部分的ではありますが、バルダ・ニシュリさんのお言葉を思い出してみました。

  • 「バッハの作品は、神の声といわれていますが、聖書をアカデミックな大学で勉強すると、アカデミックな面だけが強調されてしまうが、聖書の勉強で大切なのは、信仰である。それと同じように、音楽の勉強の場合も、テクニックを教えてゆくけれども、大切なのは、音楽への接し方であって、バッハにたどりつきにくいでしょう。」
  • 「神を求めるということは、音楽を勉強する者にとっては、非常に高い段階である。私がしばしば霊感を得ることの出来る書物の中で、ラビ・ナハマンはこう言っている。『世界はオルゴールのようなもである。草木の一つにでも、音楽を奏でているのをきくことが出来る。全てのものが音楽をもっている。音楽家にとっては、一人で自然に出てゆき、神の声を聞くことが非常に大切である。』」
  • 「古典音楽には色々あるけれども、音楽と信仰が一番高い所に達しているのがバッハであると思う。現代のように問題の多い時代にあって、バッハを弾くということは、大きい価値があると思うし、弾くことが大切であると思う。私にとっては、モーツァルトはお母さんを感じさせ、バッハは神を感じさせる。」
  • 「信仰の世界と音楽の世界、この二つの世界があるけれども、この二つを一つにするための努力、苦労は沢山重ねなければならない。それを通じて、より強い人間となることが出来るでしょうし、それを願う強い意志を持つことが大切である。今の学校などで、魂の事と技術の事が、全く離れている断層を悲しく思う。」

バルダ・ニシュリさんの深い音楽への愛、神への愛が、指先からほとばしり、人々の魂にうったえてならない。最後に言われました、音楽は技術ではない、愛である、と

スズキメソード ~才能教育季刊誌より~

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イスラエル・フィルと共に

イスラエル・フィルと共に(1983年)

ピアノ研究グループ講師 川崎紫明

幻のオーケストラと言われ、全国音楽ファンの待望の的であったイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が、指揮者ズービン・メータと共に二十五年ぶりに来日、三月七日の東京公演を皮切りに九回のエネルギッシュな演奏日程の中、嵐のように大きな感動の渦を残して去ってゆかれました。

私は二度にわたる聖地巡礼を通し、魂のふるさとのようにも慕わしいイスラエルの方々との再会を待ちに待っていただけに、本当にうれしい十日間でした。主人のクラリネットの恩師ヤコブ・バルネア先生もメンバーに加わっていらっしゃり、涙の再開が持てたことも感動でした。

私は京都・東京・大阪二回、計四回のコンサートを聴くことが出来、夜もねむれないほどの興奮の日々でした。A・B・Cのプログラム全部を聴くことが出来ましたが、特に大阪フェスティバルホールでのストラビンスキーの「春の祭典」とザ・シンフォニーホールでのマーラーの交響曲第五番の演奏は非常な熱演で、オーケストラと聴衆の熱い魂の交流を覚え、民衆も宗教も全ての違いを超えた崇高な世界に吸いこまれるような一時でした。

大阪での最終公演では、アンコールの拍手が鳴りやまず、三回目のアンコールに答えてイスラエル国歌「ハティクバ」が演奏されました。私はとめどなく流れ出る涙をどうすることも出来ませんでした。イスラエルの迫害の歴史が、強い魂となって音楽にほとばしり出ているようでした。全聴衆が起立したまま、楽団員がステージから姿を消してゆかれる間中、熱烈な拍手がつづき、しばしの時を忘れました。

コンサートの合間をぬって三月十四日夜、イスラエル・フィルに同行された映画班のロケ隊が私宅を訪ねてこられました。娘の香子がエルサレム・ルービン音楽アカデミアに留学中ですが、プロデューサーであるアミーナ女史が、イスラエル・フィル日本公演の映画製作にあたり、香子の両親を訪ねて日イ親善のかけ橋として友愛関係をぜひフィルムに綴りたい、との意向でした。スタッフ七名の方々と通訳の阿部さんをおむかえし、世界を一つに結ぶ音楽の役割・使命を強く覚えたことでした。

翌十五日、十二時半から四時半まで、イスラエル・フィルのピアニスト、ルート・メンゼ・コーヘンさんをむかえ、ロケーションが行われました。昨年イスラエルの現代作曲家の作品を集めて、主人がクラリネット・リサイタルを催しましたが、そのプログラムを見てルートさんはとてもよろこんで下さいました。数多くの作品を持っているから、ぜひ日本に紹介してほしい、と熱い心を語れました。

ウェーバーの「クラリネットとピアノのための協奏二重奏曲」を三人で演奏いたしました。二台のピアノでブッツケ本番でしたので最初はどうなることかと案じましたが、初めての出合いとは思えないほど息の合った演奏が出来たことは、本当に不思議でした。ルートさんも「ブラボー、ブラボー」と言って、とても満足して下さり、よろこびをかくしきれないご様子でした。音楽には国境がない、としみじみ思いました。折しもやわらかい西日差す窓辺で、天国の絵巻物を見るような、夢見る一時でありました。

二年前、私がルービン音楽アカデミアでスズキ・メソードの講演とピアノの公開レッスンをさせていただいたことがございましたが、その後の反響も大きく、昨夏コーヘン学長が来日され、才能教育の本部を訪問されました。鈴木先生ご夫婦と親しくお話しの時がもたれ、生徒さんたちのウェルカム・コンサートには驚き、感激され、「これはぜひ全イスラエルにひろめたい。小さな子どもたちが今のように手ばなしの状態ではもったいない」と、非常な熱意と希望をもって帰国されたことでした。

アミーナ女史もスズキ・メソードに関心をよせられ、今回ロケーションの一部に生徒たちの公開レッスンの模様をくりこまれました。三歳児のモミジのような手で弾く「キラキラ星変奏曲」には、びっくりされました。思わぬハプニングに大よろこびされました。最後に床の間・琴・日本人形などと、イスラエルのメノラー・壁かけ・人形などとを組み合わせ撮影されるカメラマンの方々の心に、深い愛と平和への祈りを感じ、目に見えない所で黙々と働いておられる偉大な人間像をきざみ込まれた思いがいたしました。私たちの人生の恩師、手島郁郎先生の写真を大きくクローズアップして最後を結ばれましたが、私たち一人一人の存在が、やがて世界の救いにつながるのではないか、と平和を祈らずにおれません。

スズキメソード ~才能教育季刊誌より~

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夢のような日々

夢のような日々(1992年)

ピアノ研究グループ講師 川崎紫明

鈴木先生との出会いは、私がそれまで長年求めていた音楽教育の理想との出会いでもありました。そして日々追求し続けるすばらしい人生を私の上にも開いて下さったのでした。当時の格調高い雰囲気の漂う才能教育会館での学びの日々は、今も新鮮にとみがえってまいります。

ドイツ留学

一九六六年二月、主人の留学先であったベルリンへ、三歳になる長女香子を連れて参りました。私もベルリン国立音楽大学に入学クラウゼ先生からピアノを学ぶ事となりました。今でこそ若い方たちは、どんどん留学されますが、その頃はふたたび日本の地が踏めるかどうか分からないというような大変な決心をして、日本を発ったことでした。最も大切だったグランドピアノを売って、片道の旅費が出来たのでした。

ドイツの地で見聞きしたものは、その当時の日本の音楽教育とは別世界でした。私の音大時代は、音楽というよりも音楽生活で、毎日六時間、八時間、楽譜をにらみながらの猛練習でした。楽しさとはほど遠いものでした。けれどもドイツで触れた音楽は、何と自由で、豊かで感情が身体中からにじみ出ているように伝わってくるのです。

ベルリン・フィルのコンサートなど毎週家族で通いました。街角の貧しい玉子売りのおばあさんが、前の席で美しいボンネットの帽子をかぶって座っておられるなど……とても身近かで、勿論チケットもとても安いものでした。演奏する方も聴衆も、心から音楽を愛している様子がホール一杯に感じられ、暖かい雰囲気に包まれるようでした。ある時、フィッシャー・ディースカウのリサイタルで、シューベルトの「冬の旅」を聞いている時でした。隣の席の男の方が、感動してむせび泣いておられるのです。びっくりしました。すばらしい音楽を聴くことの出来る耳、また受け入れられる魂に触れ、自分の貧弱さに気づかされた思いでした。ひびきわたる「冬の旅」を聴きながら、もっともっと深く音楽の道を究めたい――その夜は芸術への開眼でした。

スズキ・メソードとの出会い

帰国後、私のピアノ教育の上にも、音を通して心が伝えられるような指導をしたい、と日々研究模索して数年が経ちました。そして、ある日、スズキ・メソードに出会ったのでした。京都で片岡ハルコ先生が生徒さんをつれて公開レッスンをなさった時の事です。三歳の生徒さんが「キラキラ星」を弾かれたのですが、その折目正しいご挨拶、心こもったタッチ、しかもとても楽しそうでした。その可愛い姿に涙があふれました。こんな教育が日本でなされているのかと驚きでした。

師を求めて松本へ

二女かぐやが生まれ、二歳十カ月の頃、家族四人で松本市にある才能教育会館に、鈴木先生をお訪ねしました。鈴木先生は、腰をかがめて握手して下さり、「かぐやちゃんは、いくつになったの」とおっしゃいました。「もうすぐ三歳です。」「年をとりましたねえ。」私たちは、まだ三歳に満たないかぐやを連れて意気揚々と伺ったものですから、先生のお言葉にはびっくりしてしまいました。

その後間もなく、私の勉強もかねて、片岡ハルコ先生のクラスに入会させていただき、大阪から松本まで毎月一回通う事となりました。朝五時に起き、お昼前に松本に着きます。駅前通りの美味しいおでん屋さんでお昼をすませ、才能教育会館に向かいます。長旅の疲れで、レッスンの頃には、ねむってしまっていたりして、いつもコンディションが良いというわけではありませんでした。そんな折は、他の生徒さん(世界レベルで活躍されている東誠三さんなど)のレッスンを見学させていただいたりしました。

鈴木先生のレッスンは、先生のご研究の様子を手に取るように教えて下さいました。「私はこうしてクライスラー先生から学びました」とおっしゃって、ちょっと初めの方をレコードをかけて、先生がヴァイオリンをお弾きになる。またもどして、もう一回同じ個所を聴いてお弾きになる。弓をかるく、ひじを上げたり下ろしたりしながら、同じ音が出るまで、動作をしてみせて下さるのです。そんな先生にお触れしながら、才能教育の実態をこの目で見、学ばせていただく機会を得ました事は、今思えば夢のようです。ホールでのグループレッスンはいつも公開されていて、よく聴かせていただきました。

ピアノのレッスン

片岡ハルコ先生は、「最初はキラキラ星から、テンポ、リズムなど感度の良い指導が必要です。部分的に悪い所は徹底的に教えこむことが大切です」と三歳の幼児も一人前に扱って、真剣なやりとりをして下さいました。お昼前頃からレッスン室の前の廊下には、熱心なお母様方と生徒さんが列をつくって待っておられました。二人ずつ部屋に入ってご指導を受けるのですが、何かワクワクした雰囲気で、先生のお言葉が、とても子どもの心を魅きつけていたように思います。はじめは「かぐやちゃん」と語りかけておられても、熱が入ってくると「あなた!」とおっしゃって、ものすごい気迫でぐいぐいと引き上げてゆかれるのです。

クレメンティのソナチネが七カ月も出来上がらなくて、「こんな小さな子に、この曲は無理なのではないでしょうか」と先生に質問したことがりました。「お母様のその気持ちがこの結果なのですよ」とお叱りを受け、私の腹はすわると一ぺんに出来てしまった事が不思議でした。大阪から松本への旅は大変でしたが、小学校に上がるまでの大切な時期、驚くべきスピードで感性が磨かれていったのを、今にして思います。ある時、全然楽譜を見ないで、「ああ、もう終わっちゃった」などと、けろっとしているものですから心配になり、鈴木先生にご相談しましたところ、「耳が育ちすぎましたねえ。」先生と一緒に大笑いした事でした。

白熱した追求心

鈴木先生は、レセプションの席上でも、廊下やロビーででも、生命力について語ってやみません。「世の中のあらゆる真実は、きわめて簡単なものだ」というトルストイの言葉を折にふれて引用され、話されました。そこには物事の「本質」に迫る鋭い執念にも似た、白熱した追求心が火花を散らしている、と言っても過言ではない――と季刊誌でも語っておられますが、「なぜこうなるのか」「どうしてこうなるのか」――次々とわき出る先生のアイディアをお聞きしながら、帰りの列車はどこをどう乗り継いで帰ったのか、まるでうわの空のように興奮していたものです。

イタイヤ協奏曲

かぐやが小学二、三年の頃でしたか、「イタリヤ協奏曲」をコンサートで弾くことになっていましたのに、前日鉄棒から落ちて、左手をねんざしてしまったことがございました。コンサートの当日鈴木先生は、舞台のそでのところで、「ああ、これこそイタイヤ協奏曲だね。右手だけで弾きなさい」と、けろっとしておっしゃるのです。アナウンサーの方に、「次は、イタイヤ協奏曲です」と言って下さい、と言われました。かぐやは、たまげてしまって、猛スピードで雲がくれ。コンサートが終わるまで会場の一番上の人目につかない所にかくれていたそうです。鈴木先生は「かぐやちゃんは、どこに行ったかね」と探しまわってくださっていました。先生のユーモアの一端です。

どの子も育つ 育て方ひとつ

「載冠式」のコンチェルトをさせていただいて後、あるコンサートでハープを聴いてから、ハープのとりこになり、東京芸術大学附属音楽高等学校ハープ科に入学しました。現在同大学大学院修士課程に学び、ハーピストとしての道を歩んでいます。昨年は国際芸術連名新人賞を受賞いたしました。

スズキ・メソードを土壌として成長され、世界にはばたく演奏家が次々と輩出されている今日、私たち指導者の使命は大きいと思います。私は今ピアノ指導のかたわら、「母と子の音楽サロン」を通して、二歳児からのグループレッスンをしていますが、日ごとに成長してゆく子どもたちを見て驚いています。「どの子も育つ、育て方ひとつ」を信じ、実践して、鈴木先生のご足跡を一歩ずつ歩んでゆきたいと念願しております。

スズキメソード ~才能教育季刊誌より~

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視覚から感性を育む音符ビッツ

視覚から感性を育てる「音符ビッツ」(1998年)

関西地区ピアノ研究グループ講師 川崎紫明

スズキ・メソードのすばらしさに魅せられて三十年、夢中でピアノ教育に打ち込んでまいりました。

音大卒業後、家族でベルリンに留学しましたが、そこで見聞きしたコンサートの数々、レッスンでの音楽への接し方など、私にとりましては音楽への開眼でした。

帰国後、鈴木鎮一先生との出会いがあり、まだ三歳に満たなかった娘を連れ、研究をかねて松本までレッスンに通ったことは、貴重な体験として今も生き続けています。

わが子を育てながら、耳から聴く事を通して能力は育つのを日々目にすることは、私にとっても驚異でした。どんな曲でも聴き覚えたものは弾けてしまうのです。子どもの持っている潜在能力は、はかり知れません。

さて、私は長年脳の機能について非常に関心をもってきましたが、六年前、グレン・ドーマン博士の「赤ちゃんからの知能をどう倍増されるかのコース」というレクチャーに参加した折、聴覚回路と視覚回路がそれぞれ別である事を知りました。

「耳から音楽を聴く事を通して、これ程の能力が育つのならば、同じように視る事を通して、視覚による感性も育つのではないか」との点に着眼し、制作しましたのが、この音符ビッツです。実践の結果、音符ビッツを使うようになってからの生徒と、それ以前の使わなかった生徒との間に、著しい違いがあらわれ、音符ビッツによるすばらしい成果を確認することができました。

音符ビッツはその特徴として、

  1. シンプルである
  2. 三つの音がラインになっている
  3. 音符の玉が大きいので見やすい
  4. 音程によって色分けしてあるので扱いやすい
  5. カード式になっているので、トランプのように楽しく遊べる

などがあげられます。

目で視る、耳で聴く、口で読む、または歌う、指でなぞる、それらをリズムにのってくり返す……。この全身を使っての学習は、脳の諸野を総動員して、あらゆる機能を高めます。テンポ良く速読させるのがコツです。年齢に応じて毎日くり返す事が大切です。レッスンの前に一分か二分実施するだけでも効果が得られます。

グループレッスンでは、フラッシュの他に、指導者ごっこ、まねっこビッツ、一分間トレーニング……など、楽しく楽しく遊びながら音符に親しむことが出来ます。子どもたちは時間を忘れて熱中します。

「キラキラ星」のレッスンを始める傍ら音符ビッツに親しんでいると、音符に対する興味がわき、やがてとても楽に音符がよめるようになります。くり返しによって容量の大きな記憶回路が出来てしまうと、次々入ってくる情報をどんどんキャッチ出来るようになるからです。

私のクラスでは全員に音符ビッツを持たせていますが、モーツァルトのソナタ・K五四五を弾くころになると、楽譜に対する集中力が備わってきていますので、初見でも、ほとんど間違いなく弾ける程の能力が出来てきます。

指使い、フレーズ、楽曲の解釈などにもよく理解を示し、レッスンがとてもスムーズに運ばれます。

感性が磨かれると自ずと美が生まれます。譜面の都合上、充分に私の思いをお伝えする事は出来ませんが、この音符ビッツを試していただいて、子どもたちの家庭でのおけいこの一助となれば幸いです。

スズキメソード ~才能教育季刊誌より~

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